最も手強かった1冊ができるまで
自由英作文の問題集を作ろう。そう思って、最初に作ったのは、大阪大学。2025年入試から「グラフ分析型」という新形式が登場し、対策が急務でした。初めての1冊だったので試行錯誤の連続。40時間以上かかりました。
次が東北大学。2024年に出題形式が変わり、「表から選択+3つの理由」型から「社会問題への賛否+2つの理由」型に。2冊目ということもあり、25時間程度で完成。グラフや表の問題も本番そっくりに仕上がり、AIがミスしないプロンプト(指示)の書き方が分かってきました。
ここからはペースを上げられる。そう思って着手したのが、京都大学。
結果、55時間以上。問題数も全大学50問のつもりが65問に膨らみました。
なぜこんなに苦労したのか。その理由をお話しします。
大阪大学や東北大学は、ある程度パターンが決まっています。「この形式で出る」と予測できる。
京都大学は違いました。自由英作文の形式2016〜2018、対話文・空所補充型2019、読解+自由英作文型2020, 2024、実用的伝達型(メール)2021、対話文・空所補充型2022意見論述型2023、対話文・空所補充型、2025意見論述型・・・毎年変わる。規則性がない。
つまり、「この形式だけ対策すればいい」が通用しない。全形式を網羅した問題集を作る必要がありました。
他大学の問題集は、自由英作文に特化していました。しかし京都大学では、和文英訳が30年以上、毎年出題されています。しかもただの和文英訳ではない。
随筆的な文章
日本語独特の言い回し
直訳すると誤訳になってしまう。
例えば「〜もまた捨てがたい」。これを “hard to throw away” と訳すと誤訳です。「捨てがたい」は「魅力があって諦めきれない」 でよね。”hard to throw away” だとゴミ箱に捨てる話になってしまいます。「和文和訳」——つまり、英訳しやすい日本語に読み換える技術が必要でした。結局、和文英訳10問+自由英作文55問という構成に。問題数が増えた最大の理由です。
AIに30年分の京大の過去問の英作文部分を共有し、そっくりに作って欲しいと依頼した結果、、、完成したのは、
「紙の本 vs 電子書籍」
「高校生のアルバイト」
「SNSの利点と欠点」
これを見て血の気が引きました。
高校入試レベル??
京都大学の実際の出題テーマは:
「AIの普及と人間の想像力」(2025年)
「大学での研究において最も重要なこと」(2022年)
哲学的・抽象的・逆説的。
次元が違う。結局、全問作り直しました。
この問題集の特徴
最終的な構成
セクション内容問題数§1和文英訳10問§2対話文・空所補充型15問§3意見論述型15問§4読解+自由英作文型15問§5実用的伝達型10問合計65問。当初の50問から15問増。でも、これが京大対策に必要な最低限でした。
この問題集の特徴
本物の京大形式
過去10年の出題を徹底分析。設問文の文言まで忠実に再現。
全5形式を網羅
どの形式が出ても対応可能。「パターン暗記」ではなく「真の英語力」を鍛える。
和文英訳も収録
京大名物の「和文和訳」テクニックをTIPSで解説。
完全な模範解答
語数・構成を厳密に守った解答例+日本語訳付き。
受験生へ
京都大学の英作文は、パターン暗記では通用しません。
どんな形式でも、どんなテーマでも、自分の言葉で英語にできる力が問われています。
この問題集が、その力を身につける一助となれば幸いです。
制作時間:55時間以上
問題数:65問
制作者:GREAT GRIT / Taipamax
協力:Claude(Anthropic)

